NLPメンタルトレーニングでは、「全ては自分から」という考え方を用いることをお話しました。
それでは、どのようにその考え方を根付かせ、行動を起こしていけばいいのでしょうか。
その考え方に気づいたら、今後はまず人のせいにするのを止めていくようにすることが第一歩です。
そうはいっても、どう考えても相手に非がありそうだ、とか、自分には責任があるとは思えない、という状況もあることでしょう。
単純に考え方を変えようとするのではなく、まずは人のせいにしようとしている状況に「気づく」ことが、何より大事になります。
そして、それと同じようなことが過去になかったかどうかを、自分なりに探っていきます。
また、同じようなパターンの相手と、似たような状況を繰り広げていなかったかどうかをふり返ってみましょう。
そして、自分と同じように、何か不都合な状況の時に、相手のせいにしてしまう人物が周りにいなかったかどうかを、思い出していくようにします。
すると、身近な関係の中に、今の自分と同じような反応パターンをしている人がみつかるかもしれません。
それは、親だったり、兄弟姉妹だったり、学校の先生や友人の中にいたかもしれません。
または、そのような相手に責められている所が思い浮かんでくるかもしれません。
自分が同じようなパターンをとっている、そのきっかけや原因となっている人や出来事を思い出すことが、現状を変えていくための第一歩となるのです。
そうして、その考え方が今の自分にとってどんなメリット、デメリットがあるのかを考えてみるようにします。
もし、今の自分にとってあまり役に立っていないのなら、その考え方やパターンを上書き修正していくようにします。
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