NLP メンタルトレーニングで特別なテクニックを用いることがなくても、私たちは普段から催眠にかかっていることがよくあります。
それは、どのような場面でしょうか。
例えば、恋愛などは自己催眠の最たるものと言えるかもしれません。
好きになった相手に心を奪われ、夜も昼も思い続け、どんどん相手に対する思いを膨らませていきます。
相手と親しい恋仲になった場面を想像しては、恍惚とした気分に浸ることもできるでしょう。
また、恋愛が成就した時は、この世の極楽と思えるほど幸福感を味わえるかもしれません。
相手のことを知るほど、ますます好きになっていったり、相手の言葉や仕草に特別な意味を感じとってしまうこともあります。
しかし、一方で歯車が狂い始めると、それまでは素敵に感じられていた相手の一挙手一投足が、耐えがたく感じられたり、価値観の違いにがっかりしたり、嫌悪感を抱いたり、などということもあります。
NLP メンタルトレーニングでは、最初は自己催眠にかかっている状態、また後者は催眠から覚めた状態と捉えられるかもしれません。
このように、恋愛を例に取ると、誰にも思い当たる節がありそうです。
しかし、恋愛をしている最中は、周りのことが目に入らないほどのめり込んで、そこで確かに強い愛情や幸福感を味わっています。
そして、自分を美しく見せようと努力したり、普段よりも行動的になったりと、潜在的な能力を発揮していたはずです。
私たちは、催眠の力によって、より能力を活かすことが可能なのです。
NLP メンタルトレーニングは、このメカニズムをさまざまな場面に応用しているとも言えるでしょう。
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