NLP メンタルトレーニングにも関わる、人の持つ信念体系についての続きです。
前回は、人の常識的な信念体系について、少し触れさせていただきました。
それでは、個人的な信念体系とは、どのようなものでしょうか。
人は、それぞれ異なった生育環境の下で成長してきます。
その中で、いちばん大きな影響を与えるのが、両親と言えるでしょう。
動物は、生まれて初めて視界に入った動物を、自分の親だと認識する、とも言われています。
親に従い、親に倣い、生きるためのさまざまなことを習得していくのです。
人も、やはり生まれてから物心つくまでは、親を始めとする周囲にいる人の影響を大きく受けると言われています。
NLP メンタルトレーニングでも、このことが注目されています。
表情や感情が豊かな親から面倒を見てもらった子どもは、やはり情感豊かに育つことが多いでしょう。
理論派の親がいつもそばにいれば、物事を筋道立てて、理論的に考える習慣が身に付くようになるでしょう。
暴力的な親や兄弟がいつも同じ家の中にいれば、いつも何かに脅かされているような気持ちになったり、自分も暴力で人と関わることを覚えるかもしれません。
また、物心ついて学校へ通うようになると、周囲の友人や教師などからも、大きな影響を受けることになります。
生育環境によって身に付いた信念体系は、無意識に形成されるため、本人にも気付かないところで思わぬ癖となって現れることがあります。
NLP メンタルトレーニングでは、これらの成長過程で形成された個人的な信念体系に注目し、それを変化させていくことを得意としています。
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