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NLP メンタルトレーニング

NLPについての理解と、メンタルトレーニング全般について綴っていきたいと思います。

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自己イメージを高める

私たちがストレスを抱えている時、思考もだんだんマイナスの方向へと傾きがちになります。

「こんな自分はダメだ・・・」
「もっとがんばらなければ・・・」
「自分は認められる価値がない・・・」


じつは、このような気の迷いが、さらなるストレスや悪循環へとつながることも少なくありません。

自分には価値がない、と思う時、私たちは他人と自分とを比較し、「まだまだ自分は足りない」と思い込んでしまいがちです。

そして、自分よりも成功している人、幸福そうに見える人を羨ましがり、嫉妬をしたり失望したりと、あまりプラスにならない思いを抱いてしまいます。


じつはこれはあまり意味がなく、このような堂々巡りをしているだけではますます自分自身の足を引っ張ることになるだけです。

何かうまくいかないことがあった時には、逆に一人の時間を取り、自分とじっくり向き合い、自分への愛を取り戻すことが第一です。

そうすることによって自尊心を回復し、自分らしいやり方で、また新しい一歩を踏み出すことができるのです。


しかし、私たちはどうしても人との関係の中で、自分を見失いがちです。

そして、いつのまにか「どうしてよいかわからない・・・」と、頼りない気持ちになり、誰かに助けを求めたくなります。

周囲に信頼できる相手がいるなら、相談したり励ましてもらったりと、少し甘えることでエネルギーを回復することもあるでしょう。


ただ、最終的には自分自身の力で立ち直るのが、本物の自信につながります。

私たちが困難を乗り越え、自分の道を切り開くのは、自尊心の力によるものです。

「自分は大丈夫」という、絶対的な自信です。

それは、自己に対する信頼、そして自分が世の中に愛されていると信じられる力です。


ですが、私たちは生育過程で愛情不足を感じていると、なかなかこの自己愛や自尊心が持ちにくい傾向になります。

大人になっても自尊心が低いと感じられる場合は、自己イメージを自発的に変えていく必要があるのです。

そのために、NLPトレーニングやイメージトレーニングなどを取り入れ、自己コントロール力を高めることが手助けになるでしょう。

大人になっても、意識することで自己イメージを高めていくことが可能です。

それには、まず自分自身を愛すること、自尊心を取り戻すことが大きな鍵といえるでしょう。

自分を愛する方法・自尊心を高める方法はこちら

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脳ストレスを軽減する

私たちが精神的なストレスを抱えている時、脳内からノルアドレナリンというホルモンが分泌されます。

ノルアドレナリンは緊張や覚醒に関わるホルモンですが、人や動物が危機的状態に陥った時、素早く行動できるように備わっているはたらきでもあります。

何か危険が迫った時に、瞬時の判断や行動を起こし、身を守るための役割を担っています。

例えば、自分の方へボールが飛んできたら、ぶつからないように瞬時によける、などの行動を促します。


ノルアドレナリンが分泌されるのは一時的で、危機を回避した後はまた落ち着いた状態に戻るのが正常です。

しかし、常に不安や緊張を強いられる状態に置かれると、ノルアドレナリンが過剰に分泌されることになり、この状態が続くと心身のバランスを崩してしまいます。

常に緊張や不安を抱えていると、眠りが浅くなり、充分な休息を取ることができません。

食欲も落ち、思考もうまくはたらかなくなります。

また、呼吸や内臓にも影響が現れるようになります。

現代人が多忙やストレス状態がつづいてノイローゼになったり、心身症や内臓疾患などにかかりやすいのは、この脳内ホルモンのバランスが取りにくくなっていることも原因の1つといえます。


このような時は、脳内物質のセロトニンを増やし、活性化することが大切です。

セロトニンは脳内ホルモンのバランスをとり、穏やかな精神状態を作り出します。

現代人は、努めてセロトニンを意識した生活を送るように心がける必要があるでしょう。

そのためには、PCやスマホ、ゲームなどに費やす時間を減らし、健康的な生活習慣を整えることが第一。

食事や睡眠をしっかり取ることはもちろん、仕事とプライベートのバランスを図ることも大切になります。


また、週に1度くらいは「思い切り泣く」ことも、脳ストレスを解消するためには有効とされています。

涙は感情に溜まったストレスを洗い流す効果がありますので、感動的な映画やドラマを見る、情感に訴える音楽を聴くなど、精神を高めることで涙を流し、心を清める時間を持つようにしたいものです。

心のデトックスをするとスッキリとした気分になり、また新鮮な気持ちでがんばろうという思いが湧いてくることでしょう。

交流パターンとこころの問題

これまで、交流分析について簡単にご説明してきました。

私たちは、普段から「ペアレント」「チャイルド」「アダルト」の3つの自我状態のどれかを使い、人と対応していることがわかりました。

これがお互いにうまくいっているときには「相補的交流」となり、会話や人間関係がスムーズにいくことになります。

また、それにより自分が相手から得られるものも多くなっていきます。

そのことから、交流分析を上手く用いることで、仕事や恋愛などに生かすこともできます。


また逆に、身近な関係で「交差的交流」をつねにしていると、大きな人間関係のストレスとなることもあります。

特に、仕事関係や家族関係、恋愛・夫婦関係などは、このようなストレスを招きやすいといえるでしょう。

職場での心の病などは、この人間関係のストレスが大きな原因となっていることが多いものです。

また、親子や夫婦間での「交差的交流」がつづくと、機能不全家族に陥り家庭崩壊にもつながりかねません。

仕事や家庭は、私たちが生きていくうえで重要な土台になるものですので、ここでの人間関係をスムーズにいかせるためにも、交流分析を知っておくことは大切なことでしょう。

現代の心の問題としては、うつをはじめとして心身症などが取り上げられています。

心身症にはいろいろな症状がありますが、摂食障害などもその1つです。

これは、「ペアレント」のタイプに自我を抑えられたり、衝突をくり返したりした結果、本人の自我状態がスムーズに表現できないために起こったともいえるかもしれません。

その苦しみを背負っている人を、アダルトチルドレンと呼ぶこともあります。

健全でスムーズな交流を周囲が心がけることも、このような心の病を防ぐための大事なポイントとなるでしょう。

摂食障害と心身症、アダルトチルドレンからの回復

交流パターンとメンタルトレーニング

前章までに、交流分析における自我状態について、そして交流のパターンについて触れてきました。

私たちの自我状態は、相手と接するときにスムーズにいくこともあれば、うまくかみ合わないこともあります。

「相補的交流」では、お互いの要求がスムーズに満たされ、交流がうまくいきます。

それは、次の3つの交流パターンのときです。


・アダルト ←→ アダルト

・ペアレント ←→ チャイルド

・チャイルド ←→ チャイルド


「アダルト」の自我状態の人は、同じ「アダルト」の相手との交流であれば、現実的な目標を合理的に達成することができます。

「ペアレント」の自我状態の人なら、「チャイルド」に対して権威的な態度をとることで、うまくバランスがとれます。
そして、「チャイルド」の自我状態の人も、「ペアレント」に保護されたりと、持ちつ持たれつの関係性を築くことができます。
この関係は、お互いの感情が満たされることが目的です。

「チャイルド」と「チャイルド」は、何気ない会話を楽しんだり、一緒に遊んだりと、相手との親密感を高めるためにうまくいく自我状態になります。


逆に、こちらの「交差的交流」パターンでは、すれちがいが起こります。


・チャイルド ←→ アダルト

・ペアレント ←→ アダルト

・ペアレント ←→ ペアレント


一方が「チャイルド」として感情的な表現をし、相手にも同調してもらうことを求めていたり、「ペアレント」として優位に立とうとしているときに、「アダルト」の合理的で冷静な対応が返ってくると、そこにはかみ合わない空気が流れてしまいます。

「アダルト」の場合、合理的に利益を得ることが目的なので、一時的に「チャイルド」「ペアレント」を演じることで、その目的を達しようとすることもあります。
これも、「アダルト」の冷静で合理的な面といえるでしょう。

また、「ペアレント」同士では権力闘争に発展しがちで、どちらも折れないという状況になりがちです。

私たちは普段、あらゆる場面で人間関係を経験していますが、このように3つの自我状態を心得ておけば、意外とシンプルに分析し、日常に応用することが可能になるのです。

交流分析とメンタルトレーニング

前章では、3つの「自我状態」についてご説明しました。

私たちは、人と交流するときに「ペアレント」「アダルト」「チャイルド」のうちのどれか1つを自我状態にしています。

また、相手も同じようにこの3つのパターンのうちのいずれかで反応をしています。

このパターンが見えてくると、人とのコミュニケーションがより明確に見えてくることでしょう。

これを基にしたのが、交流分析(トランザクショナル・アナリシス)と呼ばれる心理技術です。

交流分析は、エリック・バーンによって体系化され、今も心理学の基礎的な分野として広く知られています。

この自我状態は、曖昧に混ざり合って現れることがなく、いつも1つが明確に現れるので、分析がしやすいのも特徴です。

例えば、ペアレントの自我状態の人は、つねに自分が相手よりも優位に立ち、相手からも立てられることを期待しています。

アダルトの自我状態の人は、いつも合理的に相手と対等のコミュニケーションをとり、明確な答えや利益を引き出すことを目指しています。

チャイルドの自我状態の人は、いつも相手に嫌われないように振る舞い、事実や合理性よりもその場を取り繕ったり、楽しく過ごすことを第一としています。

私たちは、つねにこのいずれかの自我状態を持ちながら、人とのさまざまなやりとりを行っているのです。

このコミュニケーションにはうまくいくパターンと、うまくいかないパターンがあります。

それが、「相補的交流」「交差的交流」といわれるものです。

次の章では、この交流のパターンについて見ていきたいと思います。

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